米トランプ政権 新型コロナ対策本部の縮小を検討

米トランプ政権 新型コロナ対策本部の縮小を検討
アメリカのトランプ政権は、ペンス副大統領を責任者とする新型コロナウイルスの対策本部を縮小する検討を始め、収束に向けて前進しているとアピールするねらいもあるとみられます。
トランプ大統領はことし1月、新型コロナウイルスに政権をあげて対応するため対策本部を設置し、2月以降はペンス副大統領が責任者となって関係機関の調整などにあたってきました。

この対策本部について、ペンス副大統領は5日、記者団に対し、今月下旬にも縮小することを検討していることを明らかにしました。

同じく5日、トランプ大統領も訪問先の西部アリゾナ州で、「対策本部はすばらしい仕事をしてきた」と述べたうえで、今後は経済活動の再開などに重点を置く考えを強調しました。

トランプ大統領は、感染拡大が深刻だった3月や先月には、対策本部の記者会見に連日のように出席していましたが、最近は会見そのものがほとんど行われなくなっています。

トランプ政権としては、対策本部を縮小することで、収束に向けて前進しているとアピールするねらいもあるとみられます。

ただ、アメリカは感染者数・死者数ともに世界で最も多い状況が続いていて、対策本部の縮小は時期尚早ではないかと懸念する声も出ています。