米ミシガン州 客にマスク着用求めた警備員が銃で撃たれ死亡

米ミシガン州 客にマスク着用求めた警備員が銃で撃たれ死亡
アメリカ中西部ミシガン州の小売店で、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、客にマスクを着用するよう注意した警備員の男性が、客の家族に銃で撃たれて死亡しました。事件の後、警備員の遺族を支援しようと多額の寄付が集まっています。
1日午後、中西部ミシガン州フリントの小売店で、警備員のカルビン・マナリン(43)さんが男に銃で撃たれて死亡する事件が起きました。

地元の検察によりますと、マナリンさんが店でマスクを着けていない少女を見つけたため、着用させるよう母親を注意したところ、しばらくして息子のラモニエ・ビショップ容疑者が来店し、マナリンさんに発砲したということです。

検察は4日、ビショップ容疑者を殺人などの疑いで訴追しました。

ミシガン州では、5日の時点で、新型コロナウイルスの感染者が4万4000人を超えていて、人との十分な距離が保てない公共の場所ではマスクの着用が義務づけられています。

検察は「警備員は従業員や客の安全のために職務を遂行しただけだ。不合理で痛ましい」とコメントしています。

マナリンさんには8人の子どもがいるということで、事件のあと、遺族を支援しようとインターネットを通じてこれまでに日本円で1000万円以上の寄付が集まっています。