札幌市長「少なくとも今月15日まで外出控えて」新型コロナ

札幌市長「少なくとも今月15日まで外出控えて」新型コロナ
札幌市の秋元市長は、市内の感染状況は全国的にみても危機的だとして、市民に少なくとも今月15日まで外出を控えるよう求めました。
札幌市は、緊急事態宣言が今月31日まで延長されたことを受け、新型コロナウイルスに関する対策会議を開きました。

この中で秋元克広市長は、これ以上の感染拡大を防ぐため、市民に少なくとも今月15日まで外出を控えるよう求めました。市内の出勤者数は7割削減を目標とするということです。

また秋元市長は、幼稚園を含め札幌市立の学校を今月31日まで臨時休校にするよう教育委員会に要請することを明らかにしました。

さらに、図書館や美術館といった不特定多数の人が利用する市の施設についても、今月31日まで休館するよう検討を指示しました。

秋元市長は札幌市の感染状況について「国内で唯一と言っていいほど感染が拡大していて、全国的にみても危機的な状況だ。近い将来、市内の医療機関が機能不全に陥る可能性があると言っても過言ではない。この1週間が正念場だ」と述べました。