横浜市 友好都市の上海でマスク327万枚調達 新型コロナ

横浜市 友好都市の上海でマスク327万枚調達 新型コロナ
新型コロナウイルスの感染拡大でマスクの品薄が続く中、横浜市は、中国・上海に駐在する市職員が製造工場を巡って、マスク327万枚を調達しました。横浜に到着後、マスクは学校や児童福祉施設へ配布することにしています。
今回、横浜市が調達したのは、大人用と子ども用のマスク合わせて327万枚で、市が友好都市を結ぶ上海市の政府機関に協力を得て、現地の製造工場から調達しました。

4日は上海市内にある工場に、横浜市上海事務所の職員が赴いて、発送に向けた確認が行われ、実際にマスクを手に取って汚れやほつれがないかなど品質を入念に確認したほか、工場の衛生状態なども調べました。

横浜市は先月上旬、上海市で合わせて130万枚のマスクを調達し、市内の医療機関などに配りましたが、市内でマスクが品薄の状態が続いているという声が多く上がっていることから、駐在する市職員が工場を巡って、今回発送するマスクを確保しました。

横浜市上海事務所の川島とも子所長は、「別の工場で頼んでいたマスクが納期に間に合わないことが発覚して慌てる場面もありましたが、何とかマスクを確保できました。今後もできるだけよいマスクを早く確実に届けることに尽力していきたい」と話していました。

マスクは今月10日ごろ横浜市に到着したあと、学校や児童福祉施設に配付することにしています。