米トランプ大統領「中国はひどい間違い犯した」新型コロナ

米トランプ大統領「中国はひどい間違い犯した」新型コロナ
アメリカのトランプ大統領は、新型コロナウイルスが中国湖北省の武漢にある研究所から広がった可能性があるというみずからの主張について、詳細は避けながらも、「中国はひどい間違いを犯したが、認めたくなく隠蔽を試みた」と述べ、中国を批判しました。
トランプ大統領は、3日、FOXニュースの特別番組に出演し、新型コロナウイルスが中国の武漢にある研究所から広がった可能性があると主張したことについて問われ、「実際に何が起きたのか報告を受けることになっている」と述べ、具体的な根拠については言及を避けました。

その一方でトランプ大統領は「中国はひどい間違いを犯したと思う。それを認めたくなく、隠蔽を試みた。火事のようなもので、消火を試みたができなかった」と述べて、中国を批判しました。

ウイルスの発生源をめぐっては、ポンペイオ国務長官も「武漢の研究所から発生したことを示す多くの根拠がある」と述べていて、これを否定する中国との対立はさらに深まりそうです。

一方、トランプ大統領は、新型コロナウイルスのワクチンについて「年末までにワクチンができると確信している」と期待を示しました。

さらに、学校についても9月に再開させたいとの意向を示し、新型コロナウイルスの感染拡大で深刻な影響を受けているアメリカの社会・経済の早期回復を目指す考えを強調しました。