緊急事態宣言 延長決定へ 政府が諮問委員会開催

緊急事態宣言 延長決定へ 政府が諮問委員会開催
緊急事態宣言の延長決定を前に、政府が専門家に意見を聴く「諮問委員会」が始まりました。政府は、対象地域を全国としたまま、今月31日まで延長する方針で、4日夕方の対策本部で正式に決定することにしています。
緊急事態宣言の期限を6日に控え、政府は4日夕方、宣言の延長を正式に決定する方針で、これを前に、感染症の専門家などに意見を聴く「諮問委員会」が午前10時半ごろ始まりました。

西村経済再生担当大臣と加藤厚生労働大臣が出席し、宣言の対象地域を全国としたまま、今月31日まで延長する方針を説明し、意見を求めるものとみられ、こうした方針が妥当かどうか、意見が交わされる見通しです。

政府は、諮問委員会の意見を聴いたあと、衆参両院の議院運営委員会で報告と質疑を行い、4日夕方の対策本部で宣言の延長を正式に決定することにしています。

そして4日夜、安倍総理大臣が記者会見し、延長の理由などを説明し、改めて国民に協力を呼びかけることにしています。