外出自粛の中 野菜育てる家庭菜園 子育て世代に人気

外出自粛の中 野菜育てる家庭菜園 子育て世代に人気
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5月4日は「みどりの日」です。新型コロナウイルスの感染拡大で外出の自粛が求められる中、野菜を育てる家庭菜園が子育て世代の間で人気となっています。
東京・あきる野市にある種苗店では、例年、野菜の苗を求める人たちが多く訪れますが、ことしは去年と比べて客が1割ほど増え、小さな子どもを連れた子育て世代の人たちが多くなったということです。

3日も開店と同時に子ども連れの家族が次々と訪れ、店のスタッフに育てやすい品種や栽培方法などについて質問しながらナスやキュウリ、トマトなどの夏野菜の苗を買い求めていました。

店によりますと、直径15センチほどの容器に種を入れて水だけでルッコラなどの野菜を育てる簡易栽培キットは場所を選ばないことから人気だということです。

40代の男性は「子どもにとっても外で土に触れることは楽しいことです。野菜が育つ様子を見るのは健康的ですし、子どもも夢中です。家族で楽しくやっています」と話していました。

また、30代女性は「家庭菜園は家で育てられて、新鮮な野菜を食べることができるのがよいです」と話していました。

野村植産の野村辰也代表取締役は「今の時期、夏野菜を育て始めるのに最適な季節です。外出を控える今、親子で野菜を育てて、新鮮な味を楽しんでもらいたいです」と話していました。