母の日を前に 花もドライブスルー方式で 川崎

母の日を前に 花もドライブスルー方式で 川崎
今月10日の母の日を前に、川崎市の市場では、事前にネットで購入した花を車に乗ったままドライブスルー方式で受け取ることができ、人との接触を避けながら花を手にできると人気を集めています。
新型コロナウイルスの感染拡大でイベントの中止が相次ぎ、花の消費量が大幅に落ち込む中、東京の生花店経営会社は、廃棄される花を減らそうと先月から専用のサイト通じて販売を始めました。

購入者には川崎市幸区の「川崎市地方卸売市場南部市場」に足を運んでもらって花を渡していて、接触を減らすため受け渡しはドライブスルー方式になっています。

ふだんの半額ほどで購入できる花もあって、3日も次々と客が車で訪れ、車に乗ったままトランクに花を積んでもらっていました。

40代の男性は「母の日も近いので、自分と妻の実家に届けようと思います。人混みを避けられるし、いつもより安く買えるので助かります」と話していました。

取り組みを始めた会社の松村吉章社長(51)は「花を出荷できない生産者を助けようと始めました。家の中でお花見をするような気持ちで飾ってもらいたい」と話していました。

購入のための専用サイトはhttps://jfc.thebase.inで、今月10日まで受け取ることができます。