大型連休 後半初日の観光地の人出 90%超の減少も

大型連休 後半初日の観光地の人出 90%超の減少も
大型連休後半の5連休の初日となった2日の全国の主な観光地の人出は、去年の大型連休と比べて、一部で90%を超える減少となるなど、ほとんどのところで大幅に減少しました。ただ、平日だった1日と比べると増えたところもあって、連休中の人出の減りづらさがうかがえます。
KDDIは、利用者の同意を得たうえでスマートフォンの位置情報をもとに、全国の23か所について、主な観光地として人出をまとめています。

それによりますと、2日の午後3時時点の人出は、去年の大型連休中の平均と比べて、三重県の伊勢神宮周辺で94.8%、長野県の軽井沢駅周辺で92.7%、静岡県の浜名湖内浦湾周辺で90%と、減少幅が90%を超えました。

また、兵庫県の淡路島の明石海峡大橋周辺で89.2%、栃木県の日光東照宮周辺で83.6%、神奈川県の江の島周辺で77.6%、東京 浅草の雷門周辺で73.4%減少しました。

このほか、金沢市の兼六園周辺が66.8%、京都市の円山公園周辺が64.3%、北海道の小樽運河周辺が64.1%、広島市の本通り周辺が61%の減少でした。

観光地の人出は去年の大型連休と比べると、ほとんどのところで大幅に減少しましたが、平日だった前の日と比べると、大分県の由布院周辺が35.3%、神奈川県の箱根湯本駅周辺も16.7%、それぞれ増えていて、連休中の人出の減りづらさがうかがえます。