世界遺産 岐阜 白川村が観光自粛を呼びかけ 新型コロナ対策

世界遺産 岐阜 白川村が観光自粛を呼びかけ 新型コロナ対策
合掌造りの集落が世界遺産に登録されている岐阜県白川村では新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、2日からの大型連休の期間中、村道に配置する警備員を増やすなどして観光を控えるよう呼びかけています。
白川村の世界遺産の地区は大型連休の期間中、例年、1日におよそ1万人の観光客が訪れる人気の観光地ですが、ことしは2日から6日までの5日間、原則、閉鎖されています。

村の観光施設や駐車場はすべて閉鎖されるとともに、村道などの警備員の配置場所を5か所に増やし、観光客の車が村に入らないようにしています。

また、合掌集落へ向かう国道沿いの電光掲示板には「白川郷閉鎖中のためこの先Uターン」と表示され、観光を控えるよう呼びかけていました。

2日は村を訪れる観光客の車はほとんどなく、閑散としていました。

白川村観光振興課の小関弘翔さんは「村民や観光客の命を守るため観光自粛に協力してほしい。その代わり感染が収束したら、精いっぱい、おもてなしをさせていただく」と話していました。