潮干狩りで人気の海岸 5月いっぱい営業自粛 千葉

潮干狩りで人気の海岸 5月いっぱい営業自粛 千葉
新型コロナウイルスの感染拡大の影響が広がる中、毎年10万人を超える潮干狩り客でにぎわう千葉県木更津市と富津市の6つの海岸では、大型連休も含めて今月いっぱい、潮干狩りの営業を自粛することを決めました。
木更津市内にある5か所と、南側にある富津市の、合わせて6つの海岸には、例年、大型連休の期間中に10万人を超す人たちが潮干狩りに訪れ、東京湾でも人気の観光スポットです。

これらの海岸を管理する漁協では一部で数日営業した海岸もありましたが、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、先月以降、潮干狩りの営業を自粛していました。

1日、それぞれの漁協が今後の営業などについて協議した結果、再開は難しいとして、大型連休を含めて5月いっぱい、すべての海岸で潮干狩りの営業を自粛することを決めました。

木更津市側の漁協の代表の飯塚一男組合長は「貝もまいて準備万端だったが、観光客の皆さんには申し訳ないと思っています。この周辺の漁協にとって収入源がなくなるのは大きな損失で厳しい状況です。よい方向に進むように私たちも頑張りたい」と話していました。