“自宅でアトラクション” 遊園地などが特設サイト 新型コロナ

“自宅でアトラクション” 遊園地などが特設サイト 新型コロナ
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新型コロナウイルスの影響で外出自粛が続く中、大型連休を迎えた子どもたちに自宅で楽しく過ごしてもらおうと、各地の遊園地などが人気アトラクションを疑似体験できる動画を集めた特設サイトを立ち上げました。
この特設サイト「おうち遊園地」には、浅草花やしきやよみうりランド、それに東武動物公園など新型コロナウイルスの影響で臨時休業している15の遊園地やテーマパークが参加しています。

サイトの地図上には、ジェットコースターやメリーゴーラウンドなど各施設の人気アトラクションの写真が配置され、動画を再生すると絶叫マシンなどに乗っている気分を楽しむことができます。

さらに、段ボール製の自作コースターや扇風機などを使って親子でアトラクションの雰囲気を本格的に楽しむ方法も紹介されています。

企画した東日本遊園地協会によりますと、去年は4月と5月の2か月間で合わせておよそ540万人が加盟している18の施設を訪れたということです。

いずれの施設も再開の見通しが立たないことから、協会では今後さらに動画を増やすとともに全国のほかの施設にも参加を呼びかけたいとしています。

東日本遊園地協会の齋藤孝光理事は、「外出自粛で子どもたちも不安やイライラがたまっているかと思いますが、おうち遊園地を見て自宅で過ごしていただき、コロナの霧が晴れたあと、笑顔で遊園地に戻ってきてもらいたいです」と話していました。