サッカーJリーグの各クラブ 医療支援の動き広がる 新型コロナ

サッカーJリーグの各クラブ 医療支援の動き広がる 新型コロナ
新型コロナウイルスの感染が拡大するなか、サッカーJリーグの各クラブでは、グッズの売り上げの一部を寄付するなど、医療現場を支援しようという動きが広がっています。
このうちJ1のFC東京では1日から、医療現場の支援を呼びかけるTシャツの販売を始めました。

背中の部分にスタジアムで流される「YOU’LL NEVER WALK ALONE」という曲名がデザインされていて、選手やサポーター、そして、医療従事者が一緒に歩いて行こうという意味を込めたということです。

Tシャツは1枚5000円で販売され、このうち1200円をチームが拠点としている、東京都の福祉保健局が開設した口座に寄付するということです。

こうしたグッズの売り上げの一部寄付はセレッソ大阪も始めているほか、去年優勝の横浜F・マリノスは、売り上げをマスクに代えて支援をするということです。

また、清水エスパルスは、雨天時の観戦用として販売しているポンチョ500着を、地元の静岡市を通して医療機関に寄付しました。

厚生労働省が4月中旬に、医師や看護師などが使う防護服が不足した場合に、雨がっぱなど体を覆うことができ、破棄できるものは、例外的に取り扱えることを周知したことを受けてのもので、J2の東京ヴェルディも地元の医療機関へレインコート100着などを寄付しています。