アーチェリー“東京五輪の予選 年内には行わず” 国際競技団体

アーチェリー“東京五輪の予選 年内には行わず” 国際競技団体
アーチェリーの国際競技団体、ワールドアーチェリーは新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受けてことし8月末まで国際大会の開催を見合わせ、東京オリンピックの予選を年内には行わない考えを示しました。
ワールドアーチェリーは30日、電話形式の理事会を開き、感染拡大の影響を受けてことし8月末まで国際大会の開催を見合わせることを決め、東京オリンピックの予選については年内には行わないという考えを示しました。

一方で、適切な健康基準が確保される場合は7月以降にそれぞれの国や地域で全国大会を開催することが可能だとしていて、世界記録の申請も受け付けます。

日本代表を決める最終選考会は来年3月に延期されていて、全日本アーチェリー連盟は、ことし7月13日までの競技大会や強化合宿の中止を決めています。

また、ワールドアーチェリーは、世界ランキング上位の選手がそれぞれの練習場所などで競技を行い得点を競うリモート形式での大会を1日から始めたと発表し、9日からのトーナメントはインターネットでライブ配信するとしています。