千葉県 休業要請応じないパチンコ店3店を公表 新型コロナ

千葉県 休業要請応じないパチンコ店3店を公表 新型コロナ
千葉県は1日、休業要請に応じずに営業を続けている県内の3つのパチンコ店の名前を新型コロナウイルス対策の特別措置法に基づき公表しました。
千葉県は、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐための休業要請を県内のおよそ400のパチンコ店にも行っていますが、1日昼すぎの時点で、松戸市、野田市、柏市にある合わせて3つの店が営業を続けていることを確認したということです。

千葉県は1日午前、職員がこの3つの店に出向いて休業を要請し、森田知事も記者団の取材に対し、「一致団結すべき時なのでなんとか協力をお願いしたい」と呼びかけていました。

しかし、いずれの店も応じなかったため、千葉県は午後3時に新型コロナウイルス対策の特別措置法に基づき、店の名前や所在地を公表し県のホームページ上に掲載しました。

今後、休業が確認されしだい、店の情報は削除しますが、今後も休業しない場合には、特別措置法に基づくより強い行政措置となる休業の「指示」を出すことにしています。

森田知事「引き続き、協力働きかけていく」

千葉県の森田知事は、休業要請に応じなかったパチンコ店の名前を公表したことについて、「このような措置を行う前に、ほかの店と同じように休業要請に応じていただきたかったが、誠に残念です。引き続き、休業に協力してもらえるよう働きかけてまいります」とコメントしています。