新型コロナ 感染確認検査に歯科医師が協力へ 神奈川 大和

新型コロナ 感染確認検査に歯科医師が協力へ 神奈川 大和
新型コロナウイルスの感染を確かめる検査が急増した時に備えて、神奈川県大和市では地元の歯科医師が検体の採取に協力することになりました。
大和市では、検体を採取する医療現場の負担を軽くしようと、先月28日から市役所の敷地で地元の開業医などが参加して「ウォークスルー方式」と呼ばれる方法で、検体の採取を始めています。

市では、今後、検査の数が急増した場合に備えて1日、地元の歯科医師会などと協定を結び、歯科医師も検体の採取に協力することになりました。

協力する歯科医師に対しては、今後、研修を行うことになっています。

厚生労働省は先月27日、特例的に歯科医師も検査を行うことを認める通知を出していて、厚生労働省によりますと、実施に向けた協定を結んだ例は全国で初めてとみられるということです。

大和綾瀬歯科医師会の近藤清志会長は「医療従事者が地域の医療が崩壊しないように、ぎりぎりのところで頑張っている中、少しでも協力して、役に立てればうれしい」と話していました。