10万円申請方法分からない外国人に10か国語の動画 新型コロナ

10万円申請方法分からない外国人に10か国語の動画 新型コロナ
日本で暮らす外国人に向けて、新型コロナウイルスの感染拡大で一律給付される10万円の申請書類の書き方を、ベトナム語やタガログ語など合わせて10か国語で説明した動画が公開されています。
現金10万円の給付は、4月27日時点の住民基本台帳に記載されているすべての人が対象で、3か月を超える在留資格などを持ち住民票を届け出ている外国人も含まれます。

こうしたなか外国人労働者を支援する会社は、給付の対象となる実習生などから「申請の方法がわからない」という問い合わせが相次いだことから、動画投稿サイトの運営会社と協力して、申請書の書き方を英語のほか中国語やベトナム語、それにタガログ語など合わせて10か国語で説明した動画を制作し、公開しました。

動画では、原則として世帯主が代表して給付金を受け取ることや、自治体から郵送される申請書に必要事項を記入して送り返すことなどを翻訳して説明しているほか、日付や世帯主の名前、振込先の口座など申請書の記入方法を順を追って紹介しています。

動画を制作した動画投稿サイトの運営会社「soeasy」は「解雇や雇い止めへの不安を抱えている人も多い。それぞれの母国語に翻訳された書き方の動画を参考に申請書を出して、早く給付金を受け取って不安を解消してもらいたい」と話しています。

動画は無料で、以下のサイトとホームページから見ることができます。

サイト https://soeasy.tokyo/users/2174
外国人労働者の支援会社のホームページ https://www.orj.co.jp