10万円一律給付へ申請書送るための電話相談 東京 江戸川区

10万円一律給付へ申請書送るための電話相談 東京 江戸川区
東京 江戸川区は、現金10万円の一律給付を必要な人にいち早く届けようと、緊急性が高い人に先に申請書を送るための電話相談を1日朝から始めました。
人口およそ70万人の東京 江戸川区では、およそ34万7000世帯に対して申請書を一斉に発送できるのは今月下旬になる見込みで、現金が口座に振り込まれるのは来月中になる見通しです。

このため、緊急性の高い人に先に申請書を発送しようとコールセンターを設置して、1日から相談の受け付けを始めました。

午前9時に受付が始まると用意した30の回線で電話が一斉に鳴りました。

そして「新型コロナウイルスの影響で失業したため、手元のお金がなく、一刻も早く給付金がほしい」とか、「仕事を休業しなければならなくなり、お金がない」といった相談が次々と寄せられ、職員が「個別に申請書を送りできるだけ早い時期に支給します」などと応じていました。

区では今月6日までに受け付けた分の申請書を連休明けの7日に発送する予定で、早ければ今月中旬に支給できるとしています。

江戸川区福祉推進課の白木雅博課長は「手持ちの現金や預金が底をつきそうだなどと、経済的に困窮した方の問い合わせが多い。困っている方々に給付金ができるだけ早く届くように対応したい」と話していました。

江戸川区の特別定額給付金コールセンターの電話番号は、03-5662-6591で、受付時間は、土日・祝日を含む午前9時から正午までと午後1時から午後4時までです。