29日の人出 東京・大阪は80%超える減少 新型コロナウイルス

29日の人出 東京・大阪は80%超える減少 新型コロナウイルス
29日の全国の人出は、東京や大阪で感染拡大前と比べて80%を超える減少となったほか、そのほかの当初からの緊急事態宣言の対象地域でも減少幅は70%を超えました。
NTTドコモは、携帯電話の基地局の情報をもとに、プライバシーを保護した形で、全国47都道府県の人出のデータをまとめています。

29日午後3時時点の人出を、感染拡大前のことし1月中旬から2月中旬の休日の平均と比較したデータをみますと、当初の緊急事態宣言の対象地域では、大阪・梅田周辺で87.6%、東京・新宿周辺で81.7%と減少幅が80%を超えました。

また、横浜駅周辺で78.2%、福岡・天神周辺で76.9%、大宮駅周辺で74%、兵庫県の三ノ宮駅周辺で70.5%、千葉駅周辺で70.2%、それぞれ減少しました。

「特定警戒都道府県」に指定されている、このほかの6つの道府県では、京都駅周辺で77.8%、名古屋駅周辺で77.6%、金沢駅周辺で74.9%、札幌駅周辺で71.5%と、減少幅が70%を超えています。

また、水戸駅周辺は57.5%、岐阜駅周辺は57.3%の減少でした。

このほかの地域では、広島市中区紙屋町周辺が70.8%、仙台駅周辺が68.3%、高松市丸亀町周辺が50.1%の減少でした。