埼玉 熊谷 軽症者受け入れるホテル内部を公開 新型コロナ

埼玉 熊谷 軽症者受け入れるホテル内部を公開 新型コロナ
新型コロナウイルスの感染拡大で病床がひっ迫するなか、埼玉県熊谷市で軽症の感染者などを30日から受け入れるホテルの内部が公開されました。
埼玉県内では医療機関のベッドの確保が追いつかず、今月、自宅待機中に容体が急変しその後なくなるケースが相次ぎ、県は軽症の患者は自宅ではなくホテルで一時的に療養してもらうよう方針を変更しています。

こうした中、熊谷市にある「ホテルヘリテイジ」で30日から軽症や無症状の人の受け入れを始めることになり、内部が公開されました。

ホテルは2棟ありそのうち1棟の151室を埼玉県が借り上げて、感染拡大を防ぐため療養するフロアと、県の職員などが作業をするフロアを分ける措置がとられます。

日中の時間帯を中心に医師が待機するほか、看護師や県の職員が24時間体制で常駐し、血液中の酸素濃度を測る医療機器の配備も進めて、患者の容態急変に備えることにしています。

埼玉県では、これまでにさいたま市内のホテルなど415室を確保していて来月6日までに1000室の確保を目指しているということです。