野党4党 アルバイト収入減の学生支援で法案検討 新型コロナ

野党4党 アルバイト収入減の学生支援で法案検討 新型コロナ
新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、立憲民主党など野党4党は、アルバイトの収入が減って生活が厳しい学生を支援するため法案の提出も視野に検討を加速させることになりました。
新型コロナウイルスの感染拡大でアルバイトの収入が減って生活が厳しい学生に対し、与野党双方から支援を求める声が出ていて、政府は、授業料の納付期限の延長や減免を大学に要請し、応じた大学への支援などを検討する方針です。

こうした中、立憲民主党、国民民主党、共産党、社民党の野党4党は、国会対策委員長が会談し、迅速に学生を支援するため、売り上げが減少した中小企業などに支給する「持続化給付金」の対象にアルバイトの学生も加えるよう政府に求めていくことを確認しました。

そのうえで、大学などが授業料の減免や奨学金の拡充などを行いやすくするため、法案の提出も視野に検討を加速させることになりました。

立憲民主党の安住国会対策委員長は記者団に対し「金の卵である学生を守るために早急な対応が必要だ。感染拡大が理由で退学する学生を出さないためにあらゆる措置をとっていきたい」と述べました。