大阪空港 「サーモグラフィー」で利用客を検温 新型コロナ

大阪空港 「サーモグラフィー」で利用客を検温 新型コロナ
大型連休中の都道府県をまたぐ往来自粛の呼びかけが続く中、大阪空港では新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、「サーモグラフィー」による利用客の検温が行われています。
検温は国土交通省の要請を受け、先週、始まりました。サーモグラフィーでは体温が37度5分以上の人は色で識別できます。空港会社の職員が遠隔でモニターをチェックしていて、熱がある人には体調を確認し、航空会社の判断で搭乗を断る場合もあるということです。

全日空によりますと、大型連休の期間中に大阪空港を出発する便の利用客は、例年のおよそ20分の1の1日500人ほどになる見通しです。29日の午前中も、カウンターを含め空港全体が閑散としていました。

函館に向かう70歳の男性は「内装の仕事で函館に行きます。飛行機は密閉状態で、席も近いので怖いが、仕事なのでしかたない」と話していました。