新型コロナ 症状に“味覚異常”など追加 米CDC

新型コロナ 症状に“味覚異常”など追加 米CDC
アメリカのCDC=疾病対策センターは、新型コロナウイルスに感染した場合の症状の例について専門家の見解をもとに新たに情報を更新しました。
CDCは、これまで挙げていた発熱とせき、息切れに加え、新たに、味覚または嗅覚の異常、寒気や悪寒、頭痛、のどの痛み、筋肉の痛みの6つの症状を追加しました。

これらに発熱を加えた症状のうち2つ以上の症状が出た場合、感染の可能性もあるとしています。

また、せきと息切れ、または呼吸困難のうち、いずれかの症状があれば感染の可能性があるということです。

CDCは症状を追加した理由について、専門家の団体が新型コロナウイルスの主な症状についての見解を変更したことを受けての対応だとしています。

そのうえでCDCは、胸の痛みが続いたり、顔や唇が青ざめたりした場合などは深刻なサインだとして、すぐに医療機関を受診するよう呼びかけています。