インターネット通信量 新型コロナ感染拡大前に比べて49%増

インターネット通信量 新型コロナ感染拡大前に比べて49%増
先週の平日昼間のインターネットの通信量は、新型コロナウイルスの感染拡大前と比べて最大で49%増加し、外出の自粛が広がって自宅でインターネットを使う人が増えていることがうかがえます。
インターネットの接続サービスを提供するNTTコミュニケーションズによりますと、先週、平日の午前9時から午後5時までのインターネットの通信量は、前週と比べて7%増えました。

時間によって通信量は変動しますが、新型コロナウイルス感染拡大の影響が大きく出る前の2月25日の週と比べると、最大で49%増えたということです。

緊急事態宣言の対象地域が全国に拡大したことなどで外出自粛がより広がり、自宅でインターネットを使う人が増えていることがうかがえます。

一方、今月25日と26日の土日昼間の通信量は2月下旬と比べると最大で14%増加し、前週との比較では4%減少しました。

平日昼間の通信量は、感染拡大前の夜間ピーク時の量に近づいているということですが、会社は夜間ピーク時の2倍の通信量でも全体的なサービスに影響が出ないようにしていると説明しています。

NTTコミュニケーションズは、来月2日からの連休で通信量がどう推移するかも注意深く見ていくことにしています。