大型連休 新幹線や空の便など利用者 大幅減の見通し

大型連休 新幹線や空の便など利用者 大幅減の見通し
ことしの大型連休は、新幹線や国内の空の便など交通機関の利用者が大幅に減少する見通しです。
JR各社によりますと、28日午後4時現在、新幹線の自由席の乗車率は、各路線の上り下りともに、ほとんどが10%以下となっています。

大型連休の期間中は、新幹線の指定席の予約が去年の同じ時期の5%程度まで減っているということです。

一方、空の便では、大型連休の期間中、国内線で、全日空が85%、日本航空が60%余りいずれも便を減らすなど航空各社では大幅な減便が相次いでいます。

国土交通省によりますと、国内の航空各社の予約は去年の同じ時期の10%程度となっています。

このほか、全国の高速道路でも交通量は減少傾向にあり、今月下旬の主な区間での小型車の交通量は、前の年に比べて、平日は5割から6割ほど、土日は2割から3割ほどに落ち込んでいるということです。

高速道路各社は、29日から来月6日まで、東京と大阪近郊を除く地方の高速道路で実施している土日祝日の3割引きを適用しないほか、毎年公表している渋滞予測も行わないということです。

そのうえで、高速道路各社は、改めて、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、不要不急の外出を控えるとともに、帰省や旅行など不要不急の移動は極力避けるよう呼びかけています。