学生への支援策充実を 野党3党が文科相に要請 コロナ対応

新型コロナウイルスの感染拡大で、生活が厳しくなった学生を支援するため、立憲民主党など野党3党の国会議員らが、学生への休業補償や授業料の減額・免除などの支援策を充実させるよう萩生田文部科学大臣に要請しました。
立憲民主党、国民民主党、社民党の野党3党の国会議員らが28日、文部科学省を訪れ、新型コロナウイルスの感染拡大で経済的な影響を受けた大学生らへの支援を求める要望書を萩生田文部科学大臣に手渡しました。
この中では、▽政府の自粛要請でアルバイト先を失い、生活が厳しくなった学生に一定の休業補償をすることや、▽大学などが学費の減額や免除といった対応をとるよう、国が指導することなどを求めています。
また、▽教育や介護の実習など、単位認定に実習が必要な場合には、実習の時期を弾力的に変更することも求めています。
萩生田大臣は「大学生が困っているのは理解している。大学側への要請と今ある仕組みの周知を徹底し、できるかぎりのことをしたい」と述べたということです。
要請のあと、国民民主党の城井崇氏は記者団に対し「学生も、その家族も経済状況が悪化している。補正予算案では金額が小規模なので、もっと踏み込んでもらい、支援してもらいたい」と述べました。
この中では、▽政府の自粛要請でアルバイト先を失い、生活が厳しくなった学生に一定の休業補償をすることや、▽大学などが学費の減額や免除といった対応をとるよう、国が指導することなどを求めています。
また、▽教育や介護の実習など、単位認定に実習が必要な場合には、実習の時期を弾力的に変更することも求めています。
萩生田大臣は「大学生が困っているのは理解している。大学側への要請と今ある仕組みの周知を徹底し、できるかぎりのことをしたい」と述べたということです。
要請のあと、国民民主党の城井崇氏は記者団に対し「学生も、その家族も経済状況が悪化している。補正予算案では金額が小規模なので、もっと踏み込んでもらい、支援してもらいたい」と述べました。
自民 学生支援など申し入れ
新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、大学生からアルバイトの収入が減って、生活が厳しいといった声が上がっていることを受けて、自民党の文部科学部会などは、大学が行う授業料の減免を国ができるかぎり支援するよう萩生田文部科学大臣に申し入れました。
要望では、
▽アルバイト先の休業で経済的に困難な状況に陥った学生などに対し、大学が行う授業料の減免や学校独自の給付金の支給などについて、国ができるかぎりの支援を行うことや、
▽今後の感染状況を踏まえて、学生の家賃の補助について検討を行うこと、
さらに、
▽各大学の取り組みを文部科学省が周知し、大学によって格差が生じないよう支援を促すことなどが盛り込まれています。
これに対し、萩生田大臣は「さまざまな制度を組み合わせて対応できることがあるので、大学などに相談してほしい。各大学の支援について、ほかの大学でも取り組めるよう情報共有していくことが必要だ」などと応じたということです。
要望のあと、高階部会長は記者団に対し「学生の皆さんには未来の希望を失わないでもらいたい。修学を断念することがないよう社会全体で応援していきたい」と述べました。
要望では、
▽アルバイト先の休業で経済的に困難な状況に陥った学生などに対し、大学が行う授業料の減免や学校独自の給付金の支給などについて、国ができるかぎりの支援を行うことや、
▽今後の感染状況を踏まえて、学生の家賃の補助について検討を行うこと、
さらに、
▽各大学の取り組みを文部科学省が周知し、大学によって格差が生じないよう支援を促すことなどが盛り込まれています。
これに対し、萩生田大臣は「さまざまな制度を組み合わせて対応できることがあるので、大学などに相談してほしい。各大学の支援について、ほかの大学でも取り組めるよう情報共有していくことが必要だ」などと応じたということです。
要望のあと、高階部会長は記者団に対し「学生の皆さんには未来の希望を失わないでもらいたい。修学を断念することがないよう社会全体で応援していきたい」と述べました。