新型コロナ 給付金詐欺の被害防止に電話相談ホットライン

新型コロナ 給付金詐欺の被害防止に電話相談ホットライン
新型コロナウイルスに関する給付金についての消費者相談が急増していることを受けて、国民生活センターは5月1日から無料で電話相談に応じるホットラインを設け、大型連休中も消費者被害の防止に取り組むことになりました。
国民生活センターによりますと、新型コロナウイルスに関する消費者相談は、全国の消費生活センターなどにこれまで2万件余り寄せられていて、給付金の支給を装った詐欺についての相談も目立っているということです。

このため国民生活センターは、5月1日から給付金に関する消費者トラブルの相談に無料で応じるホットラインを新たに設け、全国からの電話相談に対応することを決めました。

また、連休中は自治体が運営する消費生活センターの多くが電話相談を休止するため、国民生活センターは、通常の電話相談の受け付けも通常より2時間延長し、午後6時まで受け付けるということです。

国民生活センターが設ける「新型コロナウイルス給付金関連消費者ホットライン」の電話相談の番号は0120-213-188で、5月1日から当面の間、午前10時から午後4時まで受け付けています。

国民生活センターの丸山琴野課長は「給付金の支給を理由に個人情報を聞き出す手口が増えているので、少しでも怪しいと思ったら電話やメールには反応しないことを徹底してほしい」と話しています。