萩生田文科相 学生の負担軽減を重ねて要請へ 大学への支援も

萩生田文科相 学生の負担軽減を重ねて要請へ 大学への支援も
新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、大学生からアルバイトの収入が減って生活が厳しいといった声が上がっていることについて、萩生田文部科学大臣は、学生が学校に通うのを諦めるといったことにならないよう授業料の納付期限の延長や減免を大学に重ねて要請する考えを示しました。
新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、大学生からアルバイトの収入が減って生活が厳しいといった声が上がっています。

これについて萩生田文部科学大臣は記者会見で、「大学生などが進学や修学を諦めることがないよう、しっかりと支えていくことが何よりも重要だ」と述べました。
そのうえで、学生などに授業料の減免や給付型の奨学金が支給される「修学支援制度」などの活用を促すほか、大学に対して授業料の納付期限の延長や減免を重ねて要請する考えを示しました。

また、萩生田大臣は「すでに一部通信費を負担するなど、さまざまな支援を講じている大学がある。努力をする大学に対して財政的なものも含めてサポートしていきたい」と述べ、独自に学生へ経済的な支援などを行っている大学に対し、文部科学省として支援を行う考えを示しました。