赤羽国交相「大型連休中は不要不急の帰省や旅行控えて」

赤羽国交相「大型連休中は不要不急の帰省や旅行控えて」
赤羽国土交通大臣は閣議のあとの記者会見で、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、大型連休の期間中、不要不急の帰省や旅行を控えるよう改めて呼びかけました。
この中で、赤羽国土交通大臣は「感染拡大を食い止めるためには、この大型連休の期間中の広域的な人の移動を最小限にすることが重要だ」と述べました。

そのうえで、大型連休の期間中の予約状況について、JR各社の新幹線の指定席の予約は、去年の同じ時期の5%程度まで大きく減っているほか、国内の航空各社の予約は10%程度、大手旅行会社を通じた29日から1週間の宿泊施設の予約は6%程度にまで減っていることを明らかにしました。

赤羽大臣は「自粛の呼びかけの効果が一定程度出ていると認識しているが、連休の直前になって予約が増えることのないよう国土交通省としても状況をモニタリングしていきたい」と述べました。

また、沖縄県の玉城知事が26日、自身のツイッターで大型連休に沖縄に来る人が航空会社の予約で6万人余りいるとして、旅行のキャンセルを呼びかけたことに関連して、赤羽大臣は「各航空会社に最新の予約状況を確認したところ、27日の時点では、大型連休中に沖縄県外から沖縄に来訪する予約者はおよそ1万5000人となっている。いずれにせよ、国民の皆様に不要不急の帰省や旅行を控えていただけるよう、重ねてお願いしたい」と述べました。