新型コロナ 国内の死亡率1.9% 前週比+0.3ポイント

新型コロナ 国内の死亡率1.9% 前週比+0.3ポイント
国内で26日までに新型コロナウイルスへの感染が確認された人のうち、死亡した人は1.9%で、前の週より0.3ポイント高くなったことが厚生労働省のまとめでわかりました。
厚生労働省によりますと、26日午後6時までに国内で感染が確認された人は、クルーズ船やチャーター機の乗客らを除いて1万3232人で、前の週より2624人増えました。

年代別では、
▽50代が最も多く2271人、
▽次いで40代が2165人、
▽20代が2140人、
▽30代が1972人などとなっています。

このうち死亡した人は82人増えて253人となり、全体の1.9%です。
これは前の週より0.3ポイント高くなっています。

▽死亡した人が最も多かったのが80代以上で131人、
▽次いで70代が71人、
▽60代が29人、
▽50代が12人、
▽40代が5人、
▽30代が2人です。

この結果、80代以上では感染した人の11.5%が死亡し、各年代を通して最も割合が高くなりました。

次いで70代では感染した人の5.7%が死亡し、それぞれ前の週より0.4ポイントから0.5ポイント高くなっています。

厚生労働省は「死亡率が上がっていることについては専門家にも評価してもらい、詳しく分析したい。感染拡大を抑えるため予断を許さない状況は依然続いているので、大型連休の間も一人ひとりが対策を徹底してほしい」としています。