“皇居ランナー” マスク着用と十分な間隔を 新型コロナ対策

“皇居ランナー” マスク着用と十分な間隔を 新型コロナ対策
新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、東京 千代田区は皇居の周りを走る「皇居ランナー」にマスクの着用と十分な間隔を空けるよう呼びかけを始めました。
千代田区によりますと、「皇居ランナー」は、多い日で5000人ほどいるとみられていますが、新型ウイルスの影響で今月に入ってからは半分以下に減っているということです。

こうした中、「マスクをしていないランナーがいて、感染が怖い」といった意見が相次いで寄せられたことから、千代田区は走る際には、マスクを着けることや並んで走ることは避け、前後の間隔を十分に空けるようSNSなどで呼びかけを始めました。

千代田区景観・都市計画課の印出井一美課長は「マスクを着けて走ると息苦しいかもしれませんが、無理のないペースで走っていただき、健康づくりと感染拡大防止を両立してほしい」と話していました。

一方、皇居ランナーたちが団体で走る際に申請を行う皇居外苑管理事務所では、今月23日から受け付けを停止し、多人数で走ることを自粛するよう呼びかけています。