一律10万円 早期給付へ市が立て替え 申請書を発送 福島 相馬

一律10万円 早期給付へ市が立て替え 申請書を発送 福島 相馬
新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、一律給付される10万円を、いち早く届けようと福島県相馬市は市の基金などで立て替える形で給付することを決め、27日、給付のための申請書を発送しました。
相馬市では、政府の経済対策として給付される現金10万円をいち早く届けようと、市の基金などで立て替える形で給付することを決め、27日開かれた臨時議会で、およそ35億円の費用を盛り込んだ補正予算案が可決されました。

そして住民に配布する給付のための申請書を郵便局に発送しました。

申請書は、今月30日から順次各世帯に到着する予定で10万円の受け取りには、世帯主の名前や住所と、振り込み先の口座番号などを記入したうえで、市に返送する必要があります。

市は申請書を受け取り次第手続きを進め、早ければ、大型連休明けの来月7日にも給付できるということです。

また、世帯主が、マイナンバーカードを持っている場合は、専用サイトからも申請できるということです。

相馬市の立谷秀清市長は「新型コロナウイルスの影響で困窮している人もいて、なるべく早めに給付を開始してほしいという声があがっている。今後も知恵を絞りながら、住民のサポートをしていきたい」と話していました。