兵庫 休業要請に応じないパチンコ店6店を公表 新型コロナ

兵庫 休業要請に応じないパチンコ店6店を公表 新型コロナ
兵庫県は、休業要請に応じず営業を続けている県内6つのパチンコ店の店名を、新型コロナウイルス対策の特別措置法の45条に基づいて公表しました。法律に基づいて店名を公表した都道府県は大阪府に続いて2つ目です。
兵庫県は「緊急事態宣言」を受けて、県内のパチンコ店などに今月15日から休業を要請していますが「その後も営業を続けている店がある」という通報が相次いで寄せられていました。

県は25日、休業要請に応じない18のパチンコ店に文書で通知し、このうち12の店舗は休業に応じたものの、27日正午の時点でも、神戸市灘区の2店、豊岡市の3店、佐用町の1店の合わせて6つの店舗が営業を続けていたということです。

このため兵庫県は新型コロナウイルス対策の特別措置法の45条に基づいて、より強い要請を行ったうえで6つのパチンコ店の店名を公表し、県のホームページ上にも掲載しました。

井戸知事は、記者会見で「法律に基づく要請をしたから『はい、わかりました』となるケースは少ないと思う。ただ6つの店舗の近くに住む住民だけでなく、従業員からも心配する声が寄せられているので引き続き要請を続けたい」と述べ、休業への協力を強く求める考えを示しました。