26日の人出 東京・大阪・名古屋で80%超の減少 新型コロナ

26日の人出 東京・大阪・名古屋で80%超の減少 新型コロナ
東京都の「ステイホーム週間」など、各地で外出自粛の徹底が呼びかけられた26日の全国の人出は東京や大阪、名古屋で感染拡大前と比べて80%を超える減少になりました。
NTTドコモは携帯電話の基地局の情報をもとにプライバシーを保護した形で全国47都道府県の人出のデータをまとめています。

26日午後3時時点の人出は、感染拡大前のことし1月中旬から2月中旬の休日の平均と比べて、当初の緊急事態宣言の対象地域では、▽大阪 梅田周辺で87.8%
▽東京 新宿周辺で81.9%と減少幅が80%を超えました。

また、
▽横浜駅周辺で78.9%
▽福岡 天神周辺で78.3%
▽大宮駅周辺で74.8%
▽千葉駅周辺で73.4%
▽兵庫県の三ノ宮駅周辺で72.6%の減少でした。

「特定警戒都道府県」に指定されているこのほかの6つの道府県では、
▽名古屋駅周辺で80.9%と80%を超える減少になったほか
▽京都駅周辺で76.7%
▽金沢駅周辺で74.8%
▽札幌駅周辺で73.6%の減少でした。
そして、
▽水戸駅周辺で60.2%
▽岐阜駅周辺で56%の減少でした。

13都道府県の人出は、25日の土曜日と比べてもいずれも減少幅が大きくなりました。

「特定警戒都道府県」以外の地域では、
▽仙台駅周辺で71%
▽高松市丸亀町周辺で53.9%
▽広島駅周辺で48.9%の減少でした。

観光地 東京 浅草の雷門周辺は61%の減少にとどまる

KDDIは、利用者の同意を得たうえでスマートフォンの位置情報をもとに全国の主な観光地の人出をまとめています。

それによりますと、26日の午後3時時点の人出を感染拡大前のことし1月中旬から2月中旬の休日と比べると、
▽長野県の軽井沢駅周辺で87.9%
▽神戸市のメリケンパーク周辺で79.2%
▽京都市の円山公園周辺で64.1%
▽東京 浅草の雷門周辺で61.4%
▽神奈川県の鎌倉駅周辺で59%などと、
各地で人出が減少しています。