群馬県 2人死亡 老人ホーム利用者 新型コロナウイルス

群馬県 2人死亡 老人ホーム利用者 新型コロナウイルス
群馬県などは26日、新型コロナウイルスに感染して治療を受けていた2人が死亡したほか、新たに1人の感染が確認されたと発表しました。
群馬県によりますと、死亡したのは、集団感染が発生した伊勢崎市の有料老人ホーム「藤和の苑」でデイサービスを利用していた80代の女性と入居者の90代の女性です。2人はいずれも基礎疾患があり、新型コロナウイルスに感染して医療機関で治療を受けていたということです。

また、高崎市によりますと、新たに感染が確認されたのは、高崎市内の高齢者施設に入所していた80代の男性で、今月17日から発熱などの症状が続いたため検査したところ26日、陽性と判明し、医療機関に入院したということです。

個室に入所していたため濃厚接触者はいないということですが、高崎市は施設の入所者と職員全員の合わせておよそ30人の検査を行うことにしています。

群馬県内で感染が明らかになった人はこれで141人となり、このうち14人が死亡しています。