佐賀県で小学生の感染確認 発熱2日前は登校 新型コロナ

佐賀県で小学生の感染確認 発熱2日前は登校 新型コロナ
佐賀県は、24日新型コロナウイルスの感染が確認された4人のうち1人は有田町の小学校に通う児童だと明らかにしました。
佐賀県によりますと、集団感染が発生した武雄市のナイトクラブでは、24日新たに従業員の家族など4人の感染が確認され、このうち1人が、有田町の小学校に通う児童だということです。

児童は、今月22日に発熱の症状が出たということですが、緊急事態宣言を受けて休校となる前日の今月20日まで登校していたということです。

国は濃厚接触者の定義について、「発症の2日前から1メートル以内で15分以上接触した人」としていて、有田町は25日、町内の小中学校に通う児童・生徒の保護者に対し、体調不良が確認された場合、町に連絡したうえで保健所に相談するようメールで呼びかけました。

町によりますと、これまでに3件の問い合わせがあったものの体調不良を訴える内容ではなかったということです。

佐賀県によりますと、児童は現在感染症の指定医療機関に入院していて、発熱などの症状はないということです。

佐賀県内の感染者は合わせて36人となりました。