人出2割増の商店街「少人数で来て」 川崎 新型コロナ

人出2割増の商店街「少人数で来て」 川崎 新型コロナ
新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため外出自粛が呼びかけられるなか、川崎市の商店街では、週末を中心にふだんよりも人出が多い状況が続いていて、商店街では、いわゆる「3密」を避けるための対策に追われています。
川崎市中原区の東急東横線元住吉駅近くにある商店街では緊急事態宣言が出る前に比べて人出が2割ほど多くなっているということです。商店街にはおよそ180の店舗があり、25日も午前中から多くの買い物客が訪れています。

商店街の組合では、近くの大型商業施設が休業していることや、家族連れで訪れる人が増えたことなどが原因ではないかとみていて、いわゆる「3密」を避けるため買い物客に対してできるだけ最小限の人数で訪れるよう呼びかけています。

商店街にあるスーパーでも客の入店制限を行うほか、目的の品物だけを買い求めるよう呼びかけています。

買い物に訪れた70代の女性は、「人が多い場所が怖いので目的の物だけメモして買い物に来ました。さっと買って帰ります」と話していました。

「モトスミ・ブレーメン通り商店街振興組合」の伊藤博理事長は「商店街で感染症が広がることがいちばん怖いことなので、来る時間帯を工夫して少人数で来ていただきたい」と話していました。