週末の鎌倉は… 地元「観光控えて」呼びかけ 新型コロナ

週末の鎌倉は… 地元「観光控えて」呼びかけ 新型コロナ
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新型コロナウイルスの感染防止に向けた外出自粛が呼びかけられるなか、先週末に多くの人が訪れた神奈川県の鎌倉市では、25日午前中から、防災行政無線や広報車を使って観光などを控えるよう呼びかけています。
神奈川県の相模湾沿いの湘南エリアでは先週末の日曜日に多くの人が訪れて道路渋滞が発生し、違法駐車をしたり多くの人が近くの店舗を訪れたりして地元の人からは苦情や不安の声が上がっています。

このため25日午前中には鎌倉市の松尾崇市長が、防災行政無線のスピーカーを通じて「鎌倉市内では新型コロナウイルスの感染が増えています。観光やレジャーの方はお帰りください。皆さんの命を守るため、医療崩壊を防ぐため、外出の自粛をお願いします」と呼びかけました。

また、海岸沿いの国道では、午前中の段階では混雑は見られないものの、市の広報車が移動しながらスピーカーを通じて帰宅するよう促していました。

鎌倉大仏で知られる高徳院も、来月6日まで拝観を中止することを決めていて、県や地元の自治体などでは大型連休に向けて観光や海のレジャー目的で湘南エリアなどを訪れることのないよう繰り返し呼びかけています。