「ステイホーム週間」初日 都内の商店街では自主休業

「ステイホーム週間」初日 都内の商店街では自主休業
新型コロナウイルスの感染拡大を食い止めるため、東京都が徹底して外出の自粛を呼びかける「ステイホーム週間」が始まり、都内の商店街は加盟する店に自主休業を要請しています。
東京都は、25日から大型連休が終わる来月6日までの12日間を「ステイホーム週間」として徹底して外出を自粛し自宅にとどまるよう呼びかけています。

これを受けて品川区の戸越銀座商店街では買い物客の密集を防ぐため、25日から加盟する店に土日や休日の自主休業を要請し、新たに休業している店も出ています。

商店街を訪れた地元の50代の男性は、「先週末は観光などで商店街に来る人が多かったですが、だいぶ減ったと思います」と話していました。

東京都は自主休業に協力した商店街に奨励金を交付することにしていてこの商店街では、分配の方法などを検討することにしています。

戸越銀座商店街連合会の山村俊雄会長は「商店街の人出が多いと外部から指摘されるなかで、生活に密着した地域のインフラとしてそれぞれの店が休むか休まないか悩んできた。お客様に来ないで、とは言えないが、なるべく家にいてほしいというのは商店街としても訴えていきたい」と話しています。