東京都の小池知事の休暇要請で富士通など臨時休業へ

東京都の小池知事の休暇要請で富士通など臨時休業へ
新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、東京都の小池知事が企業に対して25日から来月6日まで12日間連続の休暇を呼びかけたことを受けて、大手企業の間で、臨時休業を決める動きが相次いでいます。
富士通は、国内すべての事業所を対象に25日から来月6日まで休みにすることを決めました。

会社がもともと設定していた大型連休の期間に加えて、新たに今月27日と28日を臨時休業とし、およそ8万5000人の従業員が対象になります。

東京都の小池知事が、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、25日から来月6日まで、12日間連続の休暇を企業に呼びかけたことを受けたものです。

会社は今月28日に、ことし3月期の決算発表を予定していましたが、臨時休業に伴って、来月14日に延期するということです。
また、パイオニアも、都内にある本社など2つの拠点で、もともと決めていた大型連休の期間に加えて6日間の臨時休業日を設け、25日から来月10日まで16日間連続の休暇とします。

大手企業の間では、東芝が今月20日から工場を含む国内のすべての事業所で原則、休業とするなど感染拡大を防ぐための休業が相次いでいます。