新型コロナ フィジーで帰国困難の日本人留学生らが出国

新型コロナウイルスの影響で、国際線の運航が限られる中、南太平洋の島国フィジーで帰国が困難になっていた日本人留学生などおよそ170人を乗せたチャーター機が、日本時間の24日夜、成田空港に向けて現地を出発しました。
フィジーでは先月19日、新型コロナウイルスの感染者が初めて確認され、この影響で西部のラウトカ市が一時封鎖されたことから、市内にある語学学校に通っていた日本人留学生110人余りの帰国が困難になっていました。

その後、学校側では、留学生たちを日本に帰すため、日本大使館の支援を受けながらチャーター機の手配を進めてきました。

学校側によりますと、チャーター機には留学生たちのほか、現地などに滞在していた日本人およそ30人や、日本を経由して母国に戻ろうとしている外国人、合わせておよそ170人が搭乗しているということです。

チャーター機は、日本時間の24日午後9時すぎ、現地を出発し、日本時間の25日午前6時ごろ、成田空港に到着する予定です。