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新型コロナウイルスの影響で家にいる時間が長くなるなか、運動不足を解消してもらおうと、島根県安来市の伝統芸「安来節」の動きを取り入れた「どじょうすくい体操」の動画がインターネットで公開されています。

この体操は、どじょうすくいのユーモラスな踊りで知られる安来節の動きを子どもやお年寄りの健康作りに役立てようと、安来市が14年前に考案しました。

新型コロナウイルスの感染拡大で外出の自粛が要請され、家で過ごす時間が長くなる中で運動不足を解消してもらおうと、安来節保存会は体操の動画をインターネットの動画投稿サイト「ＹｏｕＴｕｂｅ」で公開しています。

体操は軽快なテンポにアレンジされた安来節の音楽に合わせて「あらえっさっさ！」などの掛け声をかけながら、どじょうすくいのユーモラスな動きが取り入れられています。

一方で、足を前後や左右に動かすため筋肉の強化や転倒予防が期待できるほか、腕を頻繁に上げたり下げたりする運動は肩凝り解消の効果もあるということです。

安来節保存会の増田明美さんは「自宅で安来節を楽しみながらしっかりと体を動かし、健康を保ってほしい」と話しています。