埼玉 軽症者のホテルに健康観察の機器 新型コロナウイルス

埼玉 軽症者のホテルに健康観察の機器 新型コロナウイルス
新型コロナウイルスに感染し自宅待機をしていた男性2人が死亡した埼玉県で、患者の容体の変化に備えるため、軽症の人などが滞在しているホテルに血液中の酸素濃度を測定する機器10台が新たに配備されました。
埼玉県内では、新型コロナウイルスに感染し軽症だとして自宅待機をしていた男性2人が死亡していたことが明らかになりました。

こうした中、埼玉県は患者の容体の変化に備えるため軽症の人などが療養するために県が借り上げたさいたま市大宮区のホテルに、血液中の酸素濃度を測る「パルスオキシメーター」という機器を、24日新たに10台配備しました。

ホテルには24時間態勢で医師と看護師が待機し、1日2回の健康観察の際などに新たな機器を使って患者の状態を確認するということです。埼玉県では今後、この機器を自宅待機の感染者の健康観察を行う各地の保健所にも順次配備することにしています。