東京都 新たに161人感染6人死亡 新型コロナウイルス

東京都 新たに161人感染6人死亡 新型コロナウイルス
東京都は24日、都内で新たに161人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表し、これで都内で感染が確認された人は、合わせて3733人になりました。また、感染が確認された6人が死亡したことを明らかにしました。
東京都は24日、都内で新たに男女161人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。

このうち160人は、10歳未満から100歳以上で、残る1人は年代がわかっていません。

161人のうち26人は、看護師と患者の新型コロナウイルスの感染が相次いで確認されている東京 練馬区の「練馬光が丘病院」の関係者だということです。

また、およそ47%にあたる75人が、今のところ感染経路が分かっていないということです。

これで都内で感染が確認されたのは、11日連続で100人を超え、合わせて3733人になりました。

さらに、新型コロナウイルスの感染が確認されていた50代から80代の男女6人が死亡したことを明らかにしました。

都によりますと、このうち4人は院内感染の疑いが強いとされる東京 台東区の永寿総合病院に入院していた患者だということです。

これで都内で死亡した感染者は、合わせて93人となりました。

小池知事「これは警告だ」

東京都の小池知事は24日、都内で161人の感染が確認されたことについて、記者団に対し、「130人台が続いたが、ここへ来て数字があがってしまった。あすから『ステイホーム週間』に突入するが、ある意味でこれは警告だと受け止めている。ぜひとも一人一人が自分事としてご協力いただきたい」と述べ、外出はせずに自宅にとどまるよう呼びかけました。

都立高校の教員が感染 生徒との接触なし

東京都教育委員会は、都立高校に勤務する50代の男性教員が新型コロナウイルスに感染したことを確認したと発表しました。

この教員は今月16日に発熱があり、22日、感染が確認されたということです。

教育委員会によりますと、教員が勤務する学校は休校が続いているため、先月2日以降、生徒との接触はなく、ほかの教職員についても、保健所は濃厚接触者にはあたらないと判断したということです。