福井 県配布の購入券でのマスク販売開始 新型コロナウイルス

福井 県配布の購入券でのマスク販売開始 新型コロナウイルス
マスクの品薄状態が続くなか、すべての世帯が平等に購入できるよう福井県が配布した購入券によるマスクの販売が、24日から県内のドラッグストアで始まりました。
福井県は、1箱50枚入りのマスク42万箱を独自に確保したうえで2箱まで購入できる購入券をすべての世帯に向けて発送し、24日から県内のドラッグストア「ゲンキー」でマスクの販売が始まりました。

このうち、永平寺町にある店舗には、午前9時の開店直後から購入券を持参した客が相次いで訪れました。

客がレジで購入券を差し出すと、店員が券に記載されているバーコードを読み取ったうえでマスクを販売していました。

このドラッグストアは福井県内に64店舗あり、購入券で販売するマスクには利益を上乗せせずに税込みで1箱2350円で販売しています。

購入に訪れた80代の男性は「これまでどこの薬局に行ってもマスクがありませんでした。この状況がどれだけ続くのかわからないので今回買えてよかったです」と話していました。

福井県が確保したマスクは今月末には大量に入荷する見込みで、県は来月5日以降を目安に時期をずらして来店するよう呼びかけています。