刑務所で医療用ガウンも生産へ 新型コロナウイルス

刑務所で医療用ガウンも生産へ 新型コロナウイルス
新型コロナウイルスの感染防止対策として、全国各地の刑務所で、布マスクや防護服に加えて、来月から医療用のガウンの生産も始めることになりました。
全国各地の刑務所では、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、受刑者が刑務作業として、布マスクや防護服の生産を行っています。

医療現場では、医療用のガウンも不足していることから、法務省は、医療用のガウンも来月中旬から、全国の41か所の刑務所で、1か月におよそ20万着を目標に生産を始めることになりました。

生産した医療用のガウンは、厚生労働省を通じて全国の医療機関などに提供される予定だということです。

森法務大臣は、閣議のあとの記者会見で、「治療にあたっている医療関係者の皆様のご苦労はなみなみならぬものであり、マスクや医療用ガウンなど不足しているものについて、役に立てるのであれば全面的に協力していきたい」と述べました。