福岡 クラスター発生の介護施設 新たに4人感染確認 コロナ

福岡 クラスター発生の介護施設 新たに4人感染確認 コロナ
福岡市は、これまでに「クラスター」と呼ばれる感染者の集団が発生している博多区の介護老人保健施設で、入所者と看護師の合わせて4人の感染が23日新たに確認されたと発表しました。
クラスターが発生しているのは、福岡市博多区にある介護老人保健施設「楽陽園」で、23日感染が確認されたのは60代の女性看護師と100歳代と80代、それに70代のいずれも入所者の女性3人の、合わせて4人です。

この施設で感染が確認された人は入所者と職員、合わせて36人となり、この施設の1階にいた入所者30人のうち20人の感染が確認されています。福岡市は感染拡大防止の指導を徹底することにしています。

また福岡市内では21日感染が確認された、東区にある「九州大学病院」に勤める50代の男性医師の50代の妻が感染していることも、23日確認されました。

一方、福岡市博多区にある福岡商工会議所のビルに設けられた中小企業向けの相談窓口は、相談業務に携わっていた60代の男性の感染が22日確認されたため、消毒などで23日は閉鎖されていましたが、24日、業務を再開するということです。