大型連休を含む期間 全日空も大幅減便へ 新型コロナウイルス

大型連休を含む期間 全日空も大幅減便へ 新型コロナウイルス
全日空は、大型連休を含む今月29日から来月6日までの期間、国内線の85%の便を減らすと発表しました。これによって全日空では、羽田と九州や北海道の一部の空港を結ぶ路線など69路線が1日に1便も運航しない運休となります。
全日空によりますと今月29日から来月6日までの間、羽田と福岡を結ぶ路線が1日18往復から3往復に、羽田と新千歳を結ぶ路線が1日17往復から2往復に、羽田と大阪を結ぶ路線が1日15往復から2往復にいずれも減るなど、国内線の110路線で当初の運航計画の85%にあたる5306便が減便されます。

このうち成田と大阪や新千歳の間など成田を発着するすべての路線、羽田を発着し、宮崎や長崎それに釧路や函館など九州や北海道の一部の空港とを結ぶ路線など合わせて69路線が大型連休の期間中、1日に1便も運航しない運休となります。
また、日本航空は、来月1日から6日までの6日間、国内線で62%の減便をすでに決めています。

具体的には、羽田と福岡を結ぶ路線が1日17往復から5往復に、羽田と新千歳を結ぶ路線が1日16往復から6往復に、羽田と大阪を結ぶ路線が1日15往復から6往復にいずれも減るなど減便の対象となる路線は国内の95路線で、当初の運航計画の62%にあたる3156便にのぼります。

このうち、成田を発着するすべての路線、羽田と宮古、石垣を結ぶ路線、大阪と函館を結ぶ路線など国内線のすべての路線の1割にあたる13路線が運休となります。