長崎県 70代男性が死亡 県内で初 新型コロナウイルス

長崎県 70代男性が死亡 県内で初 新型コロナウイルス
長崎県佐世保市は、新型コロナウイルスの感染が確認され病院に入院していた市内の70代の男性が23日、死亡したと発表しました。
長崎県内で感染が確認された人が死亡したのは初めてです。
佐世保市によりますと、亡くなったのは新型コロナウイルスに感染していた市内に住む70代の男性です。男性は、先月26日に発熱したあと、30日に市の「帰国者・接触者外来」を受診し、新型コロナウイルスの特徴の1つであるすりガラス状の影が見つかり、肺に持病があったことなどから市内の感染症指定医療機関に入院し、検査の結果、今月1日に陽性と確認されていました。

長崎県内で新型コロナウイルスの感染が確認された人が死亡するのは初めてです。

佐世保市は、男性の容体の経過や死因について把握しておらず、「遺族に配慮する」として今後も公表する予定はないということです。

佐世保市の朝長則男市長は「ご冥福を祈るとともに、ご遺族の方に心よりお悔やみ申し上げます。一日も早い終息のため、引き続き感染拡大防止の取り組みを進めていきたい」とコメントしています。