石川 かほく 入院患者15人感染 院内感染で調査へ 新型コロナ

石川 かほく 入院患者15人感染 院内感染で調査へ 新型コロナ
石川県かほく市の「二ツ屋病院」で新たに入院患者15人が新型コロナウイルスに感染していることが確認されました。この病院の関係者で感染した人は28人となり、厚生労働省の「クラスター対策班」は、院内感染が起きたとして、24日から調査することにしています。
新たに感染が確認されたのは、かほく市にある「二ツ屋病院」の入院患者15人です。介護病床の患者を検査した結果、感染が分かったということです。

この病院では、これまでに入院患者や職員など合わせて13人の感染が判明していて、このうち入院患者の80代の男性は死亡したあとに感染が確認されました。

これで「二ツ屋病院」の関係者で感染した人は、入院患者17人、職員とその関係者11人の、合わせて28人になります。

厚生労働省の「クラスター対策班」は、院内感染によってクラスターと呼ばれる感染者の集団が発生したとみて、24日から調査することにしています。

石川県で院内感染によるクラスターが発生したのは、8人の感染者が出た金沢市の「岡部病院」に続いて2例目です。

このほか県内では、能美市にある東芝の関連会社「加賀東芝エレクトロニクス」の関係者1人を含む2人の感染が新たに確認され、県内での感染確認は216人となりました。